1 日時
平成29年8月24日(木)13時30分から16時00分まで
2 場所
三重県四日市庁舎 第22会議室(四日市市新正四丁目21-5)
3 出席委員
5名
4 議題
(1)森林保全部会の運営について
(2)四日市市地内における太陽光発電用地の造成に係る林地開発許可申請について
5 会議の公開・非公開
会議は公開で行われました。
6 傍聴者数
8名
7 結果
・議題(1)について、三重県森林審議会運営要領の第12条により読み替えられた同要領第7条の規定により、部会長の職務代行者が選出されました。
・議題(2)について、四日市市地内における太陽光発電用地の造成に係る林地開発許可申請に関する審議が行われました。
なお、審議内容を取りまとめた結果については、平成29年9月7日付けで三重県森林審議会長から知事に答申されました。
(答申内容)
合同会社四日市ソーラーによる四日市市地内における林地開発許可申請については、次の事項に留意し、対応する必要があります。
(1)残置森林の維持、管理を確実に行うこと。
(2)湧水の対策については、計画の段階で検討し、対策内容を計画に明記すべきである。
また、造成にあたっては、湧水による土砂の移動を防止するため、地表及び地中の排水対策等の措置を徹底すること。
(3)非常に大きな斜面を造成する開発であることから、土砂流出防止、斜面崩壊防止等の措置を徹底すること。
(4)地上に作る工作物について、造成面の表層あるいは地下部に対して、表面浸食、土砂や流水の流出、斜面崩壊などをはじめとする様々な影響を与えない措置を講じること。
(5)陸生植物、水生動物、生態系の保全について、それぞれの生態学の学識者を加えて対応すること。
(6)工事の車両が通行する部分の住民に対して、十分説明し、理解を得るとともに、通行に際しては細心の注意を払うこと。
(7)開発区域の近くに高速道路や国道があることに鑑み、地上に作る工作物の飛来などによる当該道路への影響を及ぼさないよう対策を講じること。
なお、上の(3)及び(4)については、一定の基準を設ける必要があるものと考えられるため、知事において、近年頻発する異常降雨の実態を考慮のうえ、早急に検討されるようお願いします。