三重県地方卸売市場条例に基づき開催した三重県地方卸売市場運営協議会の結果は次のとおりでした。
1 日時
令和6年7月30日(火)午前10時00分から
2 場所
三重県地方卸売市場 管理棟 2階 大会議室 (三重県松阪市小津町800番地)
3 出席者職氏名(敬称略、順不同)
三重県地方卸売市場運営協議会委員
多気郡農業協同組合 営農部 部長 髙山 幸治
松阪漁業協同組合 参事 友岡 将司
県印三重中央青果株式会社 営業部 副本部長 山口 太
株式会社松阪魚市 取締役 鮮魚部長 澤 則次
国立大学法人三重大学 地域イノベーション学研究科
地域イノベーション学専攻 教授 野中 章久
三重短期大学 法経科 准教授 田添 篤史
株式会社百五総合研究所 研究員 中嶋 理可
公益社団法人 三重県栄養士会 会長 池山 朱美
三重県食生活改善推進連絡協議会 会長 小林 小代子
生活協同組合コープみえ 理事 加藤 みゆき
松阪北部商工会 女性部 副部長 松村 亜矢子
松阪市産業文化部北部農林水産事務所 所長 紀平 幸信
4 概要
三重県地方卸売市場指定管理者の令和5年度実績報告に対する意見等は下記のとおりで
した。
・管理業務については、市場施設の維持管理が適切に行われるとともに、HACCPの考え
方を取り入れた衛生管理の徹底に向けた取組が行われている。施設の老朽化が進む中、
市場施設の適切な維持管理や、生鮮食料品を扱う施設として、衛生管理の徹底について、
ソフト面とハード面の両方の観点から、引き続き、取組をお願いしたい。
・「親しまれる市場づくり」の目標がわずかに達成出来なかったが、新型コロナウイルス感
染症の影響が残る中、活動に工夫をこらし取組を行うことにより、達成率は改善傾向
にある。引き続き、場内事業者と連携し、市場の魅力発信や消費者との交流等の取組をよ
り一層進めていただきたい。
・新規入場者の確保や施設利用率の向上に向け、社長が積極的にトップセールスを行うな ど、誘致活動を実施したものの、新規入場には至らなかったが、今後も継続した誘致活動
を展開していただきたい。
・全国の市場を見ると生鮮食料品の流通拠点としての機能だけでなく、一般客を受け入れる
観光業としての側面を持つ市場が多く見られる。三重県地方卸売市場の活性化に向け、
例えば、場内で食事ができる飲食店を整備するなど、可能な範囲で新たな取組を模索して
いただきたい。
・社会貢献活動の一環でもある津波避難階段(避難タワー)を活用した地域住民の方と
一体となった津波避難訓練について、地域住民を巻き込んでの取組に意味があるので、
今後も、引き続き実施していただきたい。
5 公開、非公開の別
公開で行いました。