第25回全国産業教育フェア三重大会の成果を報告するとともに、三重県地方産業教育審議会の次期「審議のまとめ」の策定に向けて協議が行われました。
日時 平成27年2月5日(金)午後2時00分から午後4時30分まで
場所 県庁7階教育委員室
出席者 三重県地方産業教育審議会委員 9名
<概要>
平成26年度第2回三重県地方産業審議会における主な意見と今秋開催された第25回全国産業教育フェア三重大会の成果を報告しました。
また、次期「審議のまとめ」の策定に向けて審議が行われました。
<委員からの主な意見等>
ア 次期「審議のまとめ」の構成について
・ 第25回全国産業教育フェア三重大会を通して高校生が自分の思いを語れるようになったのは成果で
ある。
・ 高校生が個人として自分の考えを示すとともに、チームで行動できるようにするための視点が必要で
ある。
・ 自立というキーワードを強調してほしい。自己肯定感を高め、自分の長所をアピールすることのでき
る人材育成が必要である。
・ 地方創生が重視される時代となり、地域に定着する生徒が多い職業学科に期待する。
・ 生徒の職業観、勤労観を育むことが必要である。
・ 課題解決学習を推進することは、基礎的な学びとともに実践的な学びの充実を図ることにつながるの
で重要である。
・ インターンシップは参加した生徒が成長するだけでなく、受け入れ企業のスタッフも成長するの
で、拡充する必要がある。
・ 小中学校との連携により、中学校と専門高校を円滑につなぐ取組が必要である。
・ 専門学科で学ぶ生徒は協調性も必要だが、専門的な知識・技術の習得への高い向上心を持つことが必
要である。
イ 次期「推進計画」ついて
・ 推進計画を学校、地域、企業、行政で共有して、職業教育を推進することが大切である。
ウ 次期「審議のまとめ」の策定に向けたスケジュールについて
・ 県の関連諸計画や国の動きを踏まえながら策定する必要がある。
<今後の対応>
審議の結果を踏まえて、職業教育の充実・発展に向けた取組を進めるとともに、次期「審議のまとめ」の策定に向けて内容等を詳細に検討してまいります。