三重の教育の改革に関する重要な事項を調査審議するため、第3回三重県教育改革推進会議を下記のとおり開催しました。
1 日時 平成27年9月11日(金) 13時30分から16時まで
2 場所 三重県農協会館 大会議室
3 出席者 三重県教育改革推進会議委員11名(1名欠席)
4 概要
委員改選後の初会合であったため、委員互選により、山田康彦会長(三重大学教授)、藤原正範副会長(鈴鹿医療科学大学教授)が選出されました。
三重県教育施策大綱(仮称)中間案について報告するとともに、次期三重県教育ビジョン(仮称)中間案について審議しました。
【主な意見】
(全般)
・子どもたちに将来どのような力が必要か、わかりやすく記載してはどうか。
・子どもたちが客体となった記述が多いが、子どもたちが主体となった視点も重要である。
・これまでの取組の検証を次の改善に生かしていくべきである。
(学力の育成・向上)
・子どもたちの学習意欲の向上の視点からの記述を充実してはどうか。
・家庭における学習時間が少ないので、増やす取組を検討するべきである。
・アクティブ・ラーニングに関する方針や取組内容をもっと記述するべきである。一方で、アクティブ・ラーニングが形だけにならないよう、子どもたちの学びにどのようにつなげるのかに留意する必要がある。
・教員の授業力の向上が重要である。また、教員のやる気が大切であり、教員がやりがいを感じるような取組も必要である。
(体力の向上と運動部活動の活性化)
・スポーツの推進や体力向上に関しては、ゴールデン・エイジと呼ばれる伸びる時期があるなど発達段階と深い関係があるので、年齢に応じたきめ細かな取組が必要である。また、スポーツが人間形成に有益という側面からの記述をお願いしたい。