三重の教育の改革に関する重要な事項を調査審議するため、第2回三重県教育改革推進会議(全体会)を下記のとおり開催しました。
1 日時 平成27年7月23日(木) 13時30分から16時まで
2 場所 プラザ洞津「孔雀の間」
3 出席者 三重県教育改革推進会議委員14名(6名欠席)
4 概要
三重県教育施策大綱(仮称)(骨子案)について報告するとともに、次期三重県教育ビジョン(中間案素案)について審議しました。
主な意見は、次のとおりです。
(全般)
・重点取組が5つから8つに増えたことにより、内容が重複する部分や位置づけを再検討すべき項目があるので、整理が必要である。
・ビジョンの副題やキャッチフレーズも今後検討していってはどうか。
・数値目標は施策のめざす姿を端的に表すものとするべきである。施策と重点取組の目標は、重複するものがあってもよい。
・全般的に、幼児教育の視点が多く入ったことを評価したい。そのうえで、ビジョンでは学校の定義をきちんとしておく必要がある。
(三重の教育宣言)
・「毎日が未来への分岐点」という表現は新しく、気づきを感じる言葉で良い。
・子どもたちは地域の「希望」であり「未来」とすると、三重という範囲に限られてしまうので、世界の「希望」であり「未来」という観点からも一考してみてはどうか。
(特別支援教育の推進)
・「障害者差別解消法」が施行されることを踏まえ、障がいのある子どもたちに対する合理的配慮に関する記述を入れてはどうか。
(体力の向上と運動部活動の活性化)
・部活動の推進については、子どもたちの負担軽減や健康への配慮という点も記述するべきではないか 。
(いじめや暴力のない学校づくり)
・いじめや暴力のない学校づくりについては、いじめや暴力行為の背景や原因に目を向け、いじめる側の心の問題を解決する取組も大切である。
(開かれた学校づくり)
・コミュニティ・スクールを推進していくという県の方向性をもっと明確に記述するべきである。
・コミュニティ・スクールの推進にあたっては、地域の文化や事情に配慮しながら進めて欲しい。