三重の教育の改革に関する重要な事項を調査審議するため、三重県教育改革推進会議第1回第2部会を下記のとおり開催しました。
1 日時 平成27年5月14日(木) 14時から16時30分まで
2 場所 プラザ洞津「末広の間」
3 議題 次期三重県教育ビジョン(仮称)の重点取組及び施策について
重点取組「体力の向上と学校スポーツの推進」「特別支援教育の推進」
「誰もが安心できる学び場づくり」
基本施策1「確かな学力と社会への参画力の育成」の施策「特別支援教育の推進」
基本施策2「豊かな心の育成」に関する5施策
基本施策3「健やかな体の育成」に関する3施策
基本施策4「安全で安心な教育環境づくり」に関する6施策
4 出席者 三重県教育改革推進会議第1部会委員7名(3名欠席)
5 概要
主な意見は次のとおりです。
・命の教育や自尊感情を高めることは重要である。それらにかかる具体的な考え方や取組を盛り込んではどうか。
・郷土教育の中で、郷土の偉人の言葉などを子どもたちに教えていくべきではないか。また、市町が地域性を生かして行っている郷土教育の取組には良いものが多いので、県が取りまとめて情報発信してほしい。
・読書活動の推進にあたっては、学校司書による情報発信や学校図書館の充実が重要である。
・過度なダイエットは、将来、不妊や低体重児出生の一因ともなるので、健康的な体重が必要であることを健康教育の中で教えていくべきだと考える。
・食育の推進にあたっては、他の命をいただいているという感謝の心や「もったいない」という日本人の美しい価値観を教えていくことも重要である。
・運動部活動の活性化にあたっては、体罰の問題や運動部顧問の負担にかかる課題についても考え方を整理したうえで推進してほしい。
・情報モラル教育は、社会総ぐるみで取り組んでいくべき課題であり、人権教育・道徳教育の観点からも捉えるべきである。また、ネット依存・スマホ依存については、健康教育の観点からも取り上げていく必要がある。
・不登校児童生徒への支援では、学力保障や進路保障についてもしっかりと記述するべきである。