三重県教育改革推進会議の第2部会(テーマ:「三重県特別支援教育総合推進計画(仮称)」の策定)を下記のとおり開催しました。
記
1 日時 平成25年11月11日(月) 14時~16時35分
2 場所 ベルセ島崎(津市島崎町319番地)
3 議題 「三重県特別支援教育総合推進計画(仮称)」の策定
(1)三重県特別支援教育総合推進計画(仮称)にかかる論点整理について
4 出席者 三重県教育改革推進会議委員9名
5 概要
「インクルーシブ教育の推進」や「特別支援学校における教育の推進」等、項目別に論点を整理するための審議を行いました。
主な意見は次のとおりです。
・障がい者の雇用率が上がってはいるが、雇用後にフォローする体制はまだまだ不十分である。会社の
中に支援体制をつくり、雇用された人が定着するようにすることが大切である。
・障がい者の雇用率が上昇したのは、労働局が啓発に取り組んだ成果だと思う。障がい者の雇用は企業
の大きな責務であるという思いをもっと持つように啓発することが大切である。
・保護者が就労させたいと思っても、仕事の内容が本人に合わずに持続ができないことがあるのが課題
である。
・子どもによって仕事に向き不向きがあるので、いろいろな経験をさせることによって選択肢を多くつ
くることが各自治体の役目である。
・障がいのある子どもの指導にあたる教師が、専門家の的確な指導から学んで専門性を高められるよう、
相談機関等と連携をとりあっていく必要がある。
・保護者に対して、子どもの障がいを受け入れ、落ち着いて子どもを育てていくことができるスキルを
与えられるしくみづくりが必要である。
・5歳児健診は、診断の場というより、気づきの場である。見えにくい障がいをうまく受け止めてもら
えるとうまく成長する。そのかかわり方のコツのようなものが、子どもたちにかかわる教師に広がれ
ばよいと思う。
・通級指導教室を計画的にすべての学校に広げていくことが大切である。