三重県教育改革推進会議の第1部会(テーマ:「三重県教育ビジョン」の中間点検)を下記のとおり開催しました。
記
1 日時 平成25年11月11日(月)13時30分~15時50分
2 場所 プラザ洞津(津市新町1-6-28)
3 議題 「三重県教育ビジョン」の中間点検
(1)基本施策4「信頼される学校づくり」について
(2)基本施策5「多様な主体で教育に取り組む社会づくり」について
(3)基本施策6「社会教育・スポーツの振興」について
4 出席者 三重県教育改革推進会議委員8名(3名欠席)
5 概要
三重県教育ビジョンの6つの基本施策のうち、基本施策4「信頼される学校づくり」の中の9つの施策
「子どもたちの安全・安心の確保」「教員の資質の向上」「教員が働きやすい環境づくり」
「幼児期からの一貫した教育の推進」「学校マネジメントの充実(学校経営品質向上活動の推進)」
「学校の適正規模・適正配置」「特色ある学校づくり」「開かれた学校づくり」「学校施設の充実」
と、基本施策5「多様な主体で教育に取り組む社会づくり」の中の2つの施策
「家庭の教育力の向上」「地域の教育力の向上」
と、基本施策6「社会教育・スポーツの振興」の中の3つの施策
「社会教育の推進」「文化財の保存・継承・活用」「地域スポーツの推進」
について、事務局が作成した「中間点検表」を資料に、審議を行いました。
主な意見は次のとおりです。
・ 教職員の研修については、非常勤講師や期限付講師の研修が充実するよう、工夫してほしい。
・ 高齢層の教職員は、パソコン操作が苦手な場合が多い。こうした個々のニーズに柔軟に応じる研修
体系が必要ではないか。
・ 中学校、高校を通じて一人前の大人に育てていくという点から中高連携は重要な視点であるが、普
及させていくのは制度的に難しい面がある。一方で、小中連携は制度的には実施しやすいのではな
いか。
・ 幼児期からの一貫した教育の推進に関して、障がいのある子どもたちの情報をパーソナルカルテで
引き継ぐことは大事だが、それだけでなく、担任の先生が学年ごとに替わることがないようにする
など、丁寧な対応が必要ではないか。
・ 学校関係者評価と学校経営品質の関係について、学校現場が混乱することのないよう、もっと明確
にしていくべきではないか。
・ 文化施設と学校教育の連携について、県立美術館に関する記述が資料の中に見当たらないので、今
後は記述してほしい。
・ 伊賀市では、学校において「学校マニフェスト」を作成しているが、「保護者マニフェスト」を作
成する学校も増えてきた。こうした動きを、今後の取組の参考にしてほしい。