三重県教育改革推進会議の第1部会(テーマ:「三重県教育ビジョン」の中間点検)を下記のとおり開催しました。
記
1 日時 平成25年10月10日(木)9時30分~12時
2 場所 プラザ洞津(津市新町1-6-28)
3 議題 「三重県教育ビジョン」の中間点検
(1)基本施策2「豊かな心の育成」について
(2)基本施策3「健やかな体の育成」について
4 出席者 三重県教育改革推進会議委員9名(2名欠席)
5 概要
三重県教育ビジョンの6つの基本施策のうち、基本施策2「豊かな心の育成」の中の8つの施策
「人権教育の推進」「規範意識の育成」「いじめや暴力を許さない子どもたちの育成」
「居心地の良い集団づくり(不登校児童生徒への支援)」
「高校生の学びの継続(中途退学への対応)」「環境教育の推進」
「文化芸術活動・読書活動の推進」「郷土教育の推進」
と、基本施策3「健やかな体の育成」の中の3つの施策
「健康教育の推進」「食育の推進」「体力の向上」
について、事務局が作成した「中間点検表」を資料に、審議を行いました。
主な意見は次のとおりです。
・ いじめとネットは切り離せない状況にあり、LINE(ライン)等のSNSで子どもたちにどのよう
なことが起こっているか、教師や教育委員会が現状を知ることが大切である。
・ いじめについては、解決や未然防止だけではなく、加害の生徒をいじめ解決の軸となる存在に育てる
ことも大切である。
・ スクールカウンセラーの配置をもっと厚くするなど、学校や市町への支援をお願いしたい。
・ 読書活動の推進には学校現場も責任を持つ必要があるので、データなどしっかりとした情報提供をお
願いしたい。
・ 新県立博物館は学校と深い関係があり、三重県中の子どもたちのよい学習資源となるように、教育委
員会としても取り組んでいくことが必要である。
・ 8年後の国体に向けて選手の強化が必要であり、行政の取組に加えて、企業のサポートが必要となる
だろう。
・ インターハイや国体に向けて、使用施設の安全性を高めるとともに、スポーツの持つ魅力を発信でき
るようにしなければならない。
・ 学校給食が果たす役割は大きい一方、食べ残しの多さが課題となっている。食育は大切で、県をあげ
て進めてほしい。