平成23年度第3回三重県ユニバーサルデザインのまちづくり推進協議会の概要
1.日時:平成23年11月16日(月曜日)13時30分から15時40分まで
2.会場:三重県津庁舎 5階 53会議室
3.出席者:委員11名、事務局7名
4.議事概要
(1)パーキングパーミット制度について
○交付対象者(案)、有効期限(案)、思いやり駐車区画の取り扱い等について事務局より説明。
(交付対象者について)
・ケガ人等は診断書により交付されるということだが、他県では車いすや杖等を使用していれば交付されるという場合が多い。歩くことが困難な状況のケガ人ということでいいのではないか。
・こういう制度をつくる場合、一定の判断基準はやはり必要である。ケガ人の診断書の提示についても、本当に必要であれば申請すると思われる。
・真に必要な人を対象者にするという観点から、聴覚障がい者については当事者団体との十分な検討が必要ではないか。
・妊産婦について、母子保健の観点から言えば1歳6カ月までという考え方もあるが、赤ちゃんの首は据わる時期は4カ月が一つの目安である。産後6カ月までという期間は適切な期間であると思う。
母親以外の保護者の使用が可能というのは非常によい。
(有効期限について)
・5年という範囲で一旦期限を設け、また申請するという制度で問題ない。5年という期間も適当な期限であると思う。
・有効期限を表示できるような利用証とする必要がある。
(思いやり駐車区画の取り扱いについて)
・現行の思いやり駐車区画は3.0m幅である。事務局案の2.5~3.0mでは車いす使用者が使えない区画となる。パーキングパーミット制度に取り込むとしても原則3.0mとすべき。もう少し配慮が必要である。
(その他)
・制度を実施していくには、市町の応援が非常に大切になってくる。市長会、町村会にぜひ応援していただきたい。
(2)三重県版事業仕分け結果について
○三重県版事業仕分け結果について事務局より説明。
・啓発についての数値は難しいと思うが、検証は必要であると感じる。
・子どもたちへの啓発はどのような分野においても非常に大切である。教育での成果はすぐには出ない。
・建築分野でもUDはすぐには理解してもらえないが、最近は理解してもらいやすくなってきた。啓
発活動は効果があると思う。
(3)車いす使用者用駐車区画マナーアップキャンペーンについて
○車いす使用者用駐車区画マナーアップキャンペーンについて事務局より説明。
・県内をバランスよく実施していただきたい。