1 開催日時 平成23年6月16日(木)15時~17時
2 開催場所 三重県水産会館 4階 研修室
3 出席者
(委員)委員5名(別添委員名簿のとおり)
(県側)健康福祉部長、健康福祉部理事、医療政策監、総合医療センター院長、病院事業庁総括特命監他
4 会議の公開・非公開
公開で実施
5 議事概要
(1)内容
中期目標(素案)に係るパブリックコメントの概要及び近隣の二次救急医療機関の意見の概要等について事務局から説明を行い、委員間で中期目標(素案)について審議が行われました。
(2)中期目標(素案)に対する委員の主な意見
・素案の内容を達成していくには多数の人材が必要だが、人を集めるには限界があるため、人材の質、スペシャリティが求められる。
・素案では、患者が集まる(患者に信頼される)病院、そして職員が集まる(働く者に魅力のある)病院といういわゆるマグネットホスピタルを目指すことや、高度医療を提供することを求めているが、全職員に浸透させ、帰属意識を醸成させる工夫と仕組が必要である。計画にはそういった内容を盛り込んでほしい。
・総合医療センターで育成した医師等を院内にどのように定着させていくのか中期目標又は中期計画などに盛り込むべきである。
・職員が理解し、納得できる組織を作ってほしい。
・素案では、業務運営の改善及び効率化において適切な運営体制の構築を求めているが、抽象的であり分かりづらい。独法化のメリットを考えると、強いリーダーシップの発揮と簡素化された組織が必要である。
・素案では、人的な要素が多数盛り込まれているが、総合医療センターは特別な医療や先進的な医療を提供することを期待されていることから、そういった医療を提供できる施設などのハード面の整備についても、中期目標の中に盛り込む必要がある。
・素案に書かれている内容では高度医療や救急医療などに特化していくのか、それとも総合的な医療体制を目指していくのか、その目指す方向が読み取りにくい。
・総合医療センターは、県のリーディングホスピタルを目指さないといけない。そうするためには、ハード面も充実する必要があり、若い研修医を集め、育成していくためには、施設の充実も不可欠である。
・中期目標の期間を5年とすることは妥当である。
・国際交流・貢献などの外国との連携に係る項目を中期目標又は中期計画などに盛り込んではどうか。
6 今後の予定
第3回評価委員会は、7月下旬に開催を予定しています。