○平成22年度ユニバーサルデザインのまちづくり取組事業について
平成22年度のユニバーサルデザインのまちづくり取組事業について、事務局から報告。
・新規採用職員研修などいろいろな研修を県職員向けに実施しているが、実務者レベルのUDに関する意
識は高いと思われる。大事なのは他部局との連携である。また、部局幹部の方に対し、研修による意識
を強めるのがいいのでは。
○ユニバーサルデザインのまちづくり推進計画2007-2010の進捗状況(21年度実績)
ユニバーサルデザインのまちづくり推進計画2007-2010の21年度実績等について事務局から報告。
・県立学校の多機能トイレ設置率について、46%という実態を認識する必要がある。「障害のある人の
権利に関する条約」にあと4~5年で日本が批准すれば、この実態は権利の侵害となる。推進協議会委
員もこの現状を共有し、どうあるべきかということを具体的に検討しないといけない。
・対象児童がいるから整備するということでなく、学校は災害時の避難場所にもあるので、予算的な事情
も分かるが、エレベータの設置を進めて行く必要がある。ソフト面の取組も非常に大事であるが、ハー
ド面など見えること必要。
○ユニバーサルデザインのまちづくり次期推進計画(骨子案)について
ユニバーサルデザインのまちづくり次期推進計画の骨子案について、事務局より骨子案(案)等の報告。
・「もの」はつくるだけでなく、流通や販売がされないと、販売されている場所が分からないなど、使い
手側から見て問題がある。そういう視点も必要である。