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令和06年03月05日
森永ひ素ミルク中毒事件について
三重県では、森永ひ素ミルク中毒事件の被害者に対する救済事業を実施している「公益財団法人ひかり協会」に対し、行政協力を行っています。
事件の概要(厚生労働省ホームページから引用)
昭和30年に森永乳業株式会社徳島工場製造の調製粉乳にひ素を含む有毒物質が混入したことに起因して、近畿、中国地方を中心に乳幼児に数多くのひ素中毒患者が発生した食中毒事件です。
昭和32年3月現在で、患者数は、約12,300人にのぼり、そのうち130名の方が亡くなられました(平成27年12月末現在の被害者数は、13,442人)。また、事件の影響で、現在でも数多くの方々が知的発達障害や身体障害など、支援を必要とする状態にあります。
ひかり協会について(ひかり協会ホームページから引用)
ひかり協会は、昭和49年に、厚生省(現、厚生労働省)の認可を受けて設立された公益法人で、森永ひ素ミルク中毒事件被害者のための救済事業を行っています。
その目的は、被害者の救済のための事業及び調査・研究その他の事業を行うとともに、公衆衛生及び社会福祉の向上に資することとし、被害者の継続的な健康管理や生活の保障・援助、自立生活の促進など、総合的な相談事業を行っています。
飲用認定について
森永ひ素ミルク飲用者の認定は、ひ素ミルクを飲用したが種々の理由で事件当時に厚生省(現、厚生労働省)が作成した患者名簿に登載されなかったいわゆる「未確認飲用者」 に対し、患者名簿に登載された被害者と同様にひかり協会の行う救済事業を受けることを可能にするための手続です。
事件から60年以上が経過した現在でも、全国で年に数件の「森永ひ素ミルク飲用者認定申請」があります。
飲用認定申請についてお尋ねのある方は、ひかり協会本部(06-6371-5304)に連絡してください。
ホームページへのリンク
・
森永ひ素ミルク中毒事件について(厚生労働省)
・
公益財団法人ひかり協会(公式ホームページ)