熊野市五郷町で紀伊半島大水害復興記念の桜植樹会が開催されました
平成23年台風12号による紀伊半島大水害は、和歌山県、奈良県、三重県を中心に甚大な被害をもたらし、熊野管内においても死者行方不明者を出す被害がありました。 熊野市五郷町では、四季を通じて町民の憩いの場となっていた「ふれあい公園」が大又川の氾濫により大きな被害を受け、春にきれいな花をつけていた桜の木が流出してしまいました。被災から3年が経過して、復興の兆しが見えてきたため、大又川沿いの桜並木を復活させようと、三ツ口の里山を守る会の呼びかけにより、五郷区長会は平成27年2月9日に五郷小学校、五郷中学校の児童生徒、教員35名の参加により、復興記念の桜植樹会を開催しました。
はじめに、五郷区長会長である德田繁さん(寺谷区長)から、「五郷町にもやっと復興の兆しが見えてきました。ふれあい公園に被災前のようなきれいな桜を取り戻したい。」とあいさつがあり植樹会がスタートしました。
児童生徒は地区の住民や教員と協力しながら、クワやスコップを使い植樹を行い、最後に桜の種類がわかるように名札を取り付けました。植樹に使用した桜の苗木は、日本さくらの会から宝くじ桜の寄贈を受けました。
植樹会に参加した五郷小学校 児童12名 五郷中学校 生徒9名