紀伊半島3県共同研究実行委員会について
紀伊半島3県共同研究実行委員会とは
紀伊半島3県共同研究実行委員会は、紀伊半島3県(三重県、奈良県、和歌山県)、近畿中国森林管理局、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所を構成員とし、紀伊半島3県の森林・林業の発展に寄与する共通課題(人材育成・担い手確保、林業省力化、森林管理等)の解決を目的に設置された機関です。
(事務局:和歌山県農林水産部森林林業局林業振興課)
紀伊半島3県における早生樹の導入に必要なガイドライン作成業務委託にかかる企画提案コンペの実施について
本格的な利用期を迎えた人工林の主伐・再造林を進め、循環型林業を実現していく上で、保育コストの低減等の観点から成長の優れた早生樹の利用に向けた取り組みを進めることが重要です。
スギやヒノキと比較して、短期間で木材として利用可能なコウヨウザンやセンダン(以下、「早生樹」という。)は、造林樹種の選択肢として注目を集め始めていますが、導入にあたっては、気候に適した樹種であるか、植栽適地や施業体系などを調査・確立しなければ、地域森林計画や市町村森林整備計画に造林樹種として位置づけることができません。
そのため、紀伊半島3県及び近隣地域等で実施されている、早生樹の植栽地を調査・分析し、紀伊半島3県の森林整備における早生樹の導入に必要なガイドラインを作成することを目的とした業務の公募を実施します。
詳細については、以下の和歌山県農林水産部森林林業局林業振興課のホームページをご確認ください。