92. 長全寺(ぜんちょうじ)のナギ
熊野市紀和町長尾 長全寺
太い幹の中心部は腐朽して空洞となっているが、その中に直径30cm程の幹がもう一本ある不思議な木。平重盛が熊野詣でのとき手植えしたと言われている。ナギの葉は厚く強靭で、横に切れにくいので、夫婦の縁が切れないようにと願を懸ける風習がある。また、「凪(な)ぎ」にかけて海の平穏を祈って植えられた。
- 町天然記念物(昭和40年)
- 樹高15m・胸高周囲3.5m
三重の森林づくり
太い幹の中心部は腐朽して空洞となっているが、その中に直径30cm程の幹がもう一本ある不思議な木。平重盛が熊野詣でのとき手植えしたと言われている。ナギの葉は厚く強靭で、横に切れにくいので、夫婦の縁が切れないようにと願を懸ける風習がある。また、「凪(な)ぎ」にかけて海の平穏を祈って植えられた。