54. 庫蔵寺(こぞう)の樹叢(じゅそう)
鳥羽市河内町丸山 庫蔵寺
庫蔵寺の森は志摩半島の原植生を知る手がかりとして貴重なもの。特にイスノキは北限に近く、80本近い大木が集まって、見事な樹叢をなす。風の日にはルス(虫の巣)が笛になってヒュウと鳴くという。また、寺の急な石段を登った広場にはコツブガヤがある。カヤノキの変種で、丸い小型の種子がなる。
- イスノキ樹叢:県天然記念物(昭和53年)
- コツブガヤ:国天然記念物(平成5年)・樹高25m
三重の森林づくり
庫蔵寺の森は志摩半島の原植生を知る手がかりとして貴重なもの。特にイスノキは北限に近く、80本近い大木が集まって、見事な樹叢をなす。風の日にはルス(虫の巣)が笛になってヒュウと鳴くという。また、寺の急な石段を登った広場にはコツブガヤがある。カヤノキの変種で、丸い小型の種子がなる。