きのこ類
食の安全安心への取り組み
~知っていますか?三重県の取り組み~
三重県では、県産きのこ類の生産現場において、「食の安全、安心の信頼の確保」及び「自然資源の有効利用、リサイクル資材の使用」などの人と自然に配慮した取り組みを行う際の参考になるように「顧客満足の実現を目指すISO9001品質マネジメントシステム」及び「健康危害防止を目指すHACCPシステム」の考え方を一部取り入れた三重県独自のきのこ類の品質・衛生管理システムの構築を進めており、具体的に、「三重県版きのこ品質・衛生管理マニュアル」を作成し、取り組みを進めています。
三重県版きのこ品質・衛生管理マニュアル
原木栽培用
(ヒラタケ・シイタケ・ナメコ・クリタケ・エノキタケ・ヌメリスギタケモドキ・アラゲキクラゲ)
菌床栽培用
(ヒラタケ・シイタケ・ナメコ・エノキタケ・ブナシメジ・エリンギ・ヌメリスギタケ・ハタケシメジ・ホンシメジ・アラゲキクラゲ・ハナビラタケ・ヤマブシタケ・マイタケ・ウスヒラタケ)
乾燥きのこ類:原木栽培用
(乾シイタケ・乾アラゲキクラゲ)
マニュアルの主な取り組みのポイント
生鮮きのこ
- 農薬を使用せずに栽培します。
- 栽培原料を全て明らかにします。
- 栽培に使用する水(自然に落下する雨水は除く)は、年に1回の決められた水質検査を行い、基準に適合する水を使用します。
- 栽培原材料の目視確認等を徹底し、異物混入などを防ぎます。
- 栽培履歴、栽培原材料等を記帳し、保存します。
乾燥きのこ
- 防かび剤などの添加物を使用せずに加工します。
- 原材料の生鮮きのこは、農薬を使用していないものを使用します。
- 原理両党の目視確認を徹底し、異物混入を防ぎます。
- 生産履歴等を記帳し、保存します。
みえの安心食材表示制度
三重県では、マニュアルと同様の基準で生産されたきのこを「人と自然にやさしいみえの安心食材」として、認定する制度を設けています。
なお、みえの安心食材は、登録番号からホームページで生産者や生産方法を公開しています。
三重の安心食材ホームページ(財団法人三重県農林水産支援センター)
●スギヒラタケに関するQ&A (PDF 99KB)