御浜町立 神志山小学校で「森の健康診断」が行われました!
平成27年11月20日(金)、御浜町立 神志山(こうしやま)小学校の4~6年生の児童22名が、校舎に隣接した学校林で「森の健康診断」を行いました。この森の健康診断は、森林に触れ合うことにより、御浜町の自然の魅力を再発見し、森林や緑の大切さを理解してもらうことを目的として、平成27年度 みえ森と緑の県民税市町交付金事業を活用して行いました。
最初に指導者から日本の国土の約7割が森林であり、日本は世界で2位の「森の国」であることや、間伐の必要性などについて説明を聞いたあと、3班に分かれて山に入りました。
診断の項目は
① 目を閉じて森から何を感じるか?
② 植えられている木は何かを調査
③ 枯れ木や侵入竹はないかを観察
④ 空が見えるか森の天井を観察
⑤ 地表に落ち葉や植物がどれだけあるかを観察
⑥ 釣竿を使って100m2の中に何本生えているか本数の測定
⑦ 目測で樹高を予想
⑧ みんなで協力して伐採を行い、樹高の測定、林齢の確認、伐採後の森の天井の観察
⑨ 本数と樹高から森の混みぐあいの診断
を約2時間かけて行いました。
児童が行った森の健康診断の結果は、「良好」であると判定され、昨年度 みえ森と緑の県民税市町交付金事業を活用して行った間伐の効果が目に見えて感じられていました。参加した児童からは、「楽しくてあっという間に時間が過ぎて行った」などの感想が聞こえていました。
地表の落ち葉や植物の観察
枝を使って樹高の目測
みんなで協力して伐採体験(木が倒れた時は大歓声!)