1 事業内容
公共建築物等における県産材の利用促進を図ることを目的として、公共建築物等に活用可能な耐火性能や耐久性
能等を有する県産材新製品の開発や、製品化に向けた試験研究等に要する経費の一部に支援します。
ただし事業実施については、次に掲げる事項全てを満たすものとします。
(1)開発する木製品は、木材の用途として新規性があり、かつ県内の公共建築物等に活用可能な汎用性が高い
製品とすること。
(2)使用する木材は、三重県産材を使用すること。
(3)令和6年3月15日までに完了すること。
(4)事業主体は、公共建築物等への製品の採用への働きかけを行うこと。
(5)事業完了年度の翌年度から5年間は、開発した新製品には県産材を使用するよう努めるとともに、事業主
体は開発した木製品のPR及び販売に積極的に取り組むこと。
(6)補助対象となる業務で国等の他の補助金等を取得していないこと。
2 対象者
事業の実施主体となる者(以下、事業実施主体という。)は、林業・木材産業関係事業者、建築関係事業者及び
これらの関係者で構成する団体、大学等の試験研究機関、その他知事が認める者で、以下の条件をすべて満たす者
とします。
(1)三重県内に事業所を有する者であること。
(2)県産材を使用している実績があり、今後もその使用が見込まれる者であること。
(3)以下のア~エをすべて満たす者であること。
ア 目的、活動・事業の種類、会計、役員に関する事項等が記載された定款等が策定又は締結されているこ
と。
イ 事業年度ごとに事業計画書及び収支予算書が作成されていること。
ウ 事業年度ごとに事業報告書及び収支決算書が作成されていること。
エ 事業を的確に遂行するに足る人員、経理的基礎、事務処理能力を有すること。
(4)「三重県の交付する補助金等からの暴力団等排除措置要綱」別表に掲げるいずれかに該当する者でないこ
と。
3 補助対象経費
補助の対象となる経費は、公募要領の別表1のとおりです。
4 補助率及び補助金額
補助対象経費の1/3以内の額で、一事業あたりの補助金額は3,000千円を上限とします。
5 提出書類
(1)県産材新規用途開発支援事業実施計画申請書(様式第1号)
(2)県産材新規用途開発支援事業実施計画書(様式第2号)
(3)収支予算書(様式第3号)
(4)事業主体の概要・組織体制が分かる資料(定款等)
6 事業計画の選定について
(1)審査方法
提出された事業計画書等について、以下の選定基準に基づき書類審査を行ったうえで、予算の範囲内で上位
のものから補助金交付候補事業計画を選定します。
(2)選定基準
選定基準は以下のとおり。
選定項目 | 選定内容 |
1 普及性、県産材の 利用拡大 ※比重配点×3 |
・耐火性能や耐久性等の性能を有するなど、県内の公共建築物等に広く活用が 可能であるとともに、今後の公共建築物等への県産材の利用拡大に寄与する ものとなっているか。 |
2 新規性 ※比重配点×2 |
・県産材の用途として新規性が認められるか。 ・先導的な取組や技術など独創性・モデル性が高いものであるか。 |
3 的確性 | ・事業内容が目的や目標に対して適切かどうか。 ・地域性・特殊性等の着眼点が優れているか。 |
4 実行性 | ・期間内に開発又は製品化の実現が可能かどうか。 ・事業達成のための十分な人員体制を有しているか。 ・知識・ノウハウ・経験等を当事業に生かせる実績があるか。(過去15年以内 の実績とする) |
5 経済性 | ・事業内容に見合った経費見積となっているか。 ・より効果的・効率的な積算となっているか。 |
7 事業計画書等の提出期限等
(1)提出期限:令和5年7月31日(月)15時まで(必着)
提出は持参又は郵送によるものとし、郵送の場合は電話にて到着を確認すること(電子メール、FAXによる
提出は受け付けません)。
(2)事業計画書等の提出先及び事業の内容・書類作成等に関する問合せ
〒514-8570 三重県津市広明町13番地
三重県農林水産部 森林・林業経営課(県庁6階)
電話:059-224-2565
(3)提出部数:各9部
(4)提出に当たっての注意事項
ア 提出した事業計画書等は返却しない。
イ 事業計画書等に虚偽の記載をした場合は無効とする。
ウ 応募要件を有しない者が提出した事業計画書等は無効とする。
エ 事業計画書等の作成及び提出に係る費用は提出者の負担とする。
関連資料
・実施要領(PDF)・様式1~9(ワード)
・公募要領(PDF)