県では、県産木材の需要拡大及び木材利用の普及啓発のため、公共建築物や民間商業施設等非住宅の木造・木質化の推進に取り組んでいます。
その一環として、令和3年9月6日(月)、7日(火)、16日(木)、12月17日(金)に、行政担当者を対象として、公共建築物の木造・木質化に必要な知識・ノウハウを習得するための講座を開催しました。
本講座は、基礎講座と専門講座に分かれており、9月6日(月)、7日(火)の基礎講座では、公共建築物の発注や設計に携わる県・市町の行政職員が参加し、公共建築物の木造・木質化に関する基礎的な内容を学びました。
また、専門講座では、9月16日(木)は「木造建築物のメンテナンス・保全計画」を題材に、木材の特性・耐久性維持のための設計について専門的な内容を学び、12月17日(金)は紀北町の始神テラスを会場に、当時の発注担当者及び設計担当者を講師にお招きし、現地研修を行いました。
今後も県内の木材需要を拡大していくため、市町や建築士、木材業界の皆様と連携し、公共建築物の木造・木質化をより一層推進してまいります。
12月17日(金)始神テラスでの講座の様子
始神テラス