県では「緑の循環」を推進し、三重の森林を元気にするため、県産材の利用拡大に取り組んでいます。
その取組の一環として、平成30年度から行っている「三重県『木づかい宣言』事業者登録制度」の第1号登録事業者である「ネッツトヨタ三重株式会社」の津店が、このたび三重県産の木材を店の内装に取り入れ、敷地内にカフェを併設するなどのリニューアルを行い、6月17日にグランドオープンに先立つレセプションが開催されました。
レセプションには来賓として鈴木知事らが招かれ、ネッツトヨタ三重株式会社の平野真也社長が「地域の皆さまに愛される店を目指したい。お客さまにとっても従業員にとっても心地よい空間になれば」と今後の期待を述べられ、鈴木知事からの「単純に木を使うだけでなく、私たちの暮らしを持続可能にするモデルを示していただいた」との祝辞に続き、関係者によるテープカットが行われました。
ネッツトヨタ三重株式会社 平野真也社長 関係者によるテープカットの様子
■ネッツトヨタ三重株式会社の木づかいの取組について
ネッツトヨタ三重株式会社は、平成20年から「企業の森」に参加いただき、松阪市飯高町において「ネッツ三重の森」として、10年間植栽や下刈り等の育林活動を行ってきました。
その後「企業の森」への取組が10年目を迎えたことを契機に、平成30年11月に「三重県『木づかい宣言』事業者登録制度」に登録いただき、「緑の循環」を実現していくための次のステージとして木づかいに取り組んでいく旨の宣言をしていただきました。
今回のリニューアルでは、「木づかい宣言」の計画に基づき、店舗のショールームの内装(天井、壁のルーバー、フローリング等)や屋外の展示場等(天井、柱等)に三重県産の木材が取り入れられ、店内には木製遊具を配した木製のキッズコーナーが設けられました。木の優しい雰囲気など三重県産材の持ち味を存分に活かした、温かみのある明るい空間となっております。
内装木質化の様子 木製キッズコーナーの様子
案内板 木質化の様子 屋外 柱、天井部の木質化の様子
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