県では「緑の循環」を推進し、三重の森林を元気にするため、県産材の利用拡大に取り組んでいます。
その取組の一環である「三重県『木づかい宣言』事業者登録制度」の登録事業者として、「参代きく水」、「鳥羽国際ホテル」、「NEMU RESORT」、「井村屋株式会社」が登録され、参代きく水の竹島正人大将、伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社の雀部優代表取締役社長、井村屋グループ株式会社の浅田剛夫代表取締役会長、鈴木知事及び渡邉副知事が出席し、登録書の授与式を行いました。
「木づかい宣言」読み上げの様子 登録書授与後の会談の様子
■参代きく水
参代 きく水は、60年近い伝統がある松阪市のすし屋です。食材は、主に津、松阪(伊勢湾)、紀伊長島(熊野灘)から仕入れた厳選された三重の食材を中心に使用しています。今回の木づかい宣言の内容は、県産材の木製食器を利用するとともに、店のカウンターに県産無垢ヒノキを使用し、お客様に木材を使用した居心地の良いぬくもりのある空間を提供し、三重県産材の魅力をPRする取組となっています。
登録書 記念撮影(左から竹島大将、鈴木知事)
■鳥羽国際ホテル
鳥羽国際ホテルは、1964年(昭和39年)の開業以来、国内外のあらゆる賓客をお迎えしてきた伝統を積み重ねた確かなサービスにより、全てのお客様へのおもてなしに努めているホテルです。今回の木づかい宣言の内容は、レストランご利用のお客様に、300年生の県産無垢ヒノキのカウンターを紹介すること等により、三重県産の木材の魅力をPRする取組となっています。
登録書 記念撮影(左から雀部社長、鈴木知事)
■NEMU RESORT
NEMU RESORTは、1967年(昭和42年)に開業し、伊勢志摩国立公園に位置した森と海に囲まれた自然豊かなリゾート施設です。今回の木づかい宣言の内容は、レストランのカウンターやテーブル、レセプションロビーのベンチに、県産材を使用することにより、 NEMU RESORTを訪れたお客様に、木材を使用した居心地の良い空間を提供し、三重県産材の魅力をPRする取組となっています。
登録書 木づかいの取組について説明する雀部社長
■井村屋株式会社
井村屋は、1896年の創業時から続く「ようかん」をはじめ、「あずきバー」や「ゆであずき」など、素材の味を生かした商品を作っています。津市に本社があり、お菓子・食品など5つの流通事業と、調味料製造販売、フードサービス事業を展開し、常温、冷凍など全ての流通形態に対応できることを強みとしています。今回の木づかい宣言の内容は、本社敷地内に建設予定の施設において、お客様や従業員の目に触れやすい場所に、県産材を使用した内装や、「アズキキングの森」(企業の森実施箇所)から伐採された杉の大柱を設けること等により、三重県産材をPRする取組となっています。
登録書 記念撮影(左から浅田会長、鈴木知事)
今後とも多くの事業者の皆様に「木づかい宣言」を行っていただき、県全体に「木づかい」運動の輪を広げ、三重の豊かな森林を未来に引き継いでいけるよう取り組んでまいります。
参代きく水 店内カウンター 鳥羽国際ホテル 店内カウンター
参代きく水のHPはこちら 鳥羽国際ホテルのHPはこちら
NEMU RESORT 店内カウンター 井村屋株式会社 社員食堂
NEMU RESORTのHPはこちら 井村屋株式会社のHPはこちら