県では「緑の循環」を推進し、三重の森林を元気にするため、県産材の利用拡大に取り組んでいます。
その取組の一環である、「三重県『木づかい宣言』事業者登録制度」の登録事業者として、「磯部わたかの温泉 風待ちの湯 福寿荘」が登録され、木村圭仁朗代表取締役社長に渡邉副知事から、登録書の授与を行いました。
福寿荘は、志摩市の的矢湾に浮かぶ渡鹿野島にある温泉旅館で、伊勢志摩産をはじめとする県内の食材を積極的に取り入れ、観光客に対し、食を通して三重県の魅力を伝えてこられました。今回の「木づかい宣言」では、尾鷲ヒノキをはじめとする県内の豊富な森林資源をバリアフリー客室や浴室の改修、施設内の額縁、宿泊客へのノベルティ(木札)等に積極的に活用する旨を宣言いただきました。
登録書 記念撮影(左から辻村氏、木村社長、渡邉副知事)
授与式には伊勢市で木製品の企画・製造・販売を行っており、今回の「木づかい宣言」の取組で福寿荘に協力いただく株式会社貫じん堂の辻村みすづ代表取締役にも出席いただきました。
今後とも多くの事業者の皆様に「木づかい宣言」を行っていただき、県全体に「木づかい」運動の輪を広げ、三重の豊かな森林を未来に引き継いでいけるよう取り組んでまいります。
伊勢神宮参拝記念として宿泊客に配布する木札 磯部わたかの温泉 風待ちの湯 福寿荘
(福寿荘のホームページはこちら)