県では「緑の循環」を推進し、三重の森林を元気にするため、県産材の利用拡大に取り組んでいます。
その取組の一環である、「三重県『木づかい宣言』事業者登録制度」の第一号登録事業者として、ネッツトヨタ三重株式会社を登録することとなり、平野代表取締役会長及び鈴木知事が出席して、登録書の授与式を行いました。
ネッツトヨタ三重株式会社は、平成20年から「企業の森」に参加いただき、松阪市飯高町において「ネッツ三重の森」として10年間植栽や下刈り等の育林活動を行ってきました。今回の「木づかい宣言」では、「企業の森」への取組が10年目を迎えたことを契機に、CSR活動・環境保全活動の取組の次のステージとして取り組んでいく旨の宣言がなされました。
取組内容は、店舗等の改装や改築に県産木材を使用していくことや、木製キッズコーナー及び木製遊具等の設置、木育イベントの開催や木育インストラクターの取得等に取り組むことが計画されています。
今回の第一号の登録を契機として、今後、多くの事業者の皆さんに「木づかい宣言」を行っていただき、県全体に「木づかい」の運動を広げ、未来に三重の豊かな森林を引き継いでいけるよう取り組んでまいります。