廃プラスチックの再生利用を実施し産業廃棄物を1/3に削減
1. 目的
令和3年度三重県産業廃棄物抑制等事業費補助金により、廃棄プラスチックを用いた製品の製造のための設備機器を導入した。これをきっかけに資源循環社会の実現を目指し、会社全体で廃棄プラスチックの削減に取り組む。2. 効果
- 産業廃棄物となる廃プラスチックの量が1/3まで減少した。
- 新しいプラスチック材料は最近高騰しているため、コストの大幅な削減につながった。
- 取引先から 再生プラスチックの成形技術を高く評価され、新たな製作の依頼も頂いた。
3. 取組内容
- 従来廃棄していたプラスチックを再利用し、自社製品を製造する。
- リサイクル業者から再生プラスチックを積極的に購入し、自社製品を製造する。
- 自社で加工できない棄プラスチックを業者へ加工を委託し、再利用する。
- 自社で再利用できない棄プラスチックを種類別に分別することにより、業者へ売却する。
〇プラスチック再利用のフロー図
4. 取組の詳細
再生プラスチックを用いた製品の製造は、新しいプラスチック材料を使用するよりも技術的に難しく困難を生じた。しかし、会社全体で再生プラスチックを使う呼びかけを行い議論を活性化させた。その結果、技術が向上し、再生プラスチックを使用した製品の製造の幅が広がった。現在では、様々な部署から再生プラスチックを使用した製品のアイデアが飛び交うまでになった。
また、売却する廃プラスチックの仕分けに関して、最初は従業員が困惑したものの、一つ一つ周知していくことで正しく分別できるようになった。
5. 企業概要
企業名 | 旭電機化成株式会社 |
所在地 | 三重県伊賀市青山羽根142-3 (青山工場) |
従業員数 | 128名 |
HPアドレス | https://asahi-electro-chemical.com/ |
事業内容 |
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