プロジェクト[上野新都市]
上野新都市 |
伊賀市を中心とした三重県西部に広がる伊賀地域は、近年、幹線交通網の整備により、関西圏からの企業立地や、人口の流入が進み、また、新しい国土幹線軸の具体化と相まって、近畿圏と中部圏を結ぶ結節点としてその役割が高まってきています。
「上野新都市開発整備事業」は、未来を育む先端技術集積地、多様なレクリエーションニーズに対応したスポーツパーク、文化活動施設等を整備し、併せて豊かな自然環境を活かした住宅用地を整備するなど、21世紀の街にふさわしい複合的で、魅力的な新都市を、開発整備しようとするものであります。
上野新都市開発整備事業土地区画整理事業名称:上野都市計画事業,上野新都市土地区画整理事業 施行者:地域振興整備公団 面積:約244ha 森林公園整備事業施行者:三重県 面積:約56ha |
公共・公益施設の計画 | |
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道路 | 幹線道路としては、広域圏を対象とした服部橋新都市線(幅員25~20m)と伊賀上野橋新都市線(幅員20~16m)がいずれも名阪国道に直結しており、大きな役割を果たします。 地区内の道路は、タウンセンターの南側にシンボル道路として、市部下友生線(幅員20~16m)、住宅用地と諸施設を結ぶ新都市環状線(幅員16m)、そのほか、区画道路(幅員12~6m)が設けられます。 さらに、住区内では、居住者に便利な歩行者専用道路と区画道路を併せた、歩車共存道路が快適な緑のネットワークとして機能します。 |
タウンセンター | ショッピング、文化、行政等の都市サービスとしてのタウンセンター(6ha)を、幹線道路沿いの地区北西部に設け、隣接するスポーツパークと一体利用を図ります。 |
教育施設 | 幼稚園、保育所を各1ヶ所、小・中学校を各1校ずつ計画しています。 |
公園・緑地 | 住宅用地と産業用地の間に、地区公園を配し、自然と親しみながら文化活動やスポーツが楽しめる空間を創出します。 また、児童公園を4ヶ所計画しています。 |
森林公園 | 緑豊かな環境の中で、自然とのふれあいや、野外レクリエーションが楽しめる森林空間を形成します。 |
河川 | 地区内には小波田川が北流しており、下流部は防災調節池を設置するとともに上流部は地区公園と一体となった利用を考えています。 |
水道 | 上水道は伊賀市上水道より供給されます。 |
下水道 | 雨水については、公共下水道及び都市下水路により排水します。汚水については、地区北側の終末処理場により処理する計画です。 |