川上ダム
川上ダムは、淀川流域の治水安全度の向上を図り、十分な都市用水を確保するため、昭和56年4月に実施計画調査を開始し、平成4年9月の実施方針指示により、川上ダム建設事業となりました。
洪水調節
ダム地点における流入量850m3/Sのうち780m3/Sの洪水調節を行い、70m3/Sをダムから放流します。(1/100の確率で発生する可能性のある洪水の最大流量)
流水の正常な機能の維持
前深瀬川や木津川の既得用水が安定して取水できること、また、川の水が清潔に保たれ、魚をはじめとする動植物が生息できること、景観や漁業に支障がないこと、といった観点から川本来の姿として一定量以上の水が流れるよう、ダムから放流します。また、高山ダム、青蓮寺ダム、布目ダム及び比奈知ダムの堆砂除去のための代替補給を行います。
都市用水
水道用水 伊賀市 最大給水量 0.358m3/S