ガーデニングによる防犯のススメ
- ガーデニングの防犯効果
イギリスでは、トゲのあるバラの花や葉が防犯対策に利用され、日本でも江戸時代の武家屋敷ではトゲのある茨(いばら)などを生け垣にして敵の侵入を防いでいました。
これらは植物のトゲを利用した防犯対策ですが、トゲのない美しい花にも防犯効果があります。
美しくガーデニングが施された家や地域は、一見して「きちんと管理されている」「地域の連帯が強い」という印象を与え、人が花の手入れや水やりに出てくる可能性があるため、泥棒が侵入を思いとどまらせる効果があります。
さらに季節ごとに表情を変える花は、近所の人や通りかかる人の注目を集めるため、泥棒はその家や地域での犯行を嫌います。
しかし、花や植物が外からの視界を遮ったり枯れたままでは、逆に防犯効果は低くなるので、日頃の手入れが重要です。
- 防犯ガーデニングのポイント
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- 侵入経路になりやすい場所(家の目立たない場所)が雑然としていると、不用心と思われてそこが狙われる可能性があるので、通常、花がない場所にもあえて花を植える。
- 背の高い植物は外からの見通しを遮るので注意が必要です。
- 成長が早い植物は茂りすぎないように、こまめに剪定しましょう。
- 泥棒は音も嫌うので、植物の「ガサガサ」という音も防犯効果があります。
- ヒイラギの葉のようにチクチクするものも効果があります。
- 防犯ガーデニングの紹介
みなさんの防犯ガーデニングをこのホームページで紹介します。
自主防犯団体の方に限らず、自宅や地域で防犯ガーデニングを実施されている方であれば応募可能です。
・防犯ガーデニングの写真(1~2枚)のデータ(人物が写っていないもの)
を添付し、
・団体名(個人の方は氏名※匿名、ニックネーム可)
・使用した植物の名前
を記載したうえ、電子メールで下記のメールアドレスお送りください。
ご応募お待ちしています!
【応募先】 anzen@pref.mie.jp