活動概要
1回目:園の要望と課題の聞き取り
9月11日(水) 10時から12時まで
参加者)園長
2回目:自然保育体験とふりかえり
11月7日(木) 9時30分から15時まで
参加者)園長、保育士6名
対象) 5歳児13名
3回目:自然保育体験とふりかえり
11月20日(水) 9時30分から15時まで
参加者)園長、保育士5名
対象) 3歳児16名、4歳児19名
4回目:自然保育体験とふりかえり
2月5日(水) 9時30分から15時まで
参加者)園長、保育士2名
対象) 5歳児16名
活動内容
【1回目】 アドバイザーが園の要望と課題について聞き取りをし、次のような課題が明らかになった。
1.保育士自身の自然体験が少なく、自然保育に対する知識を備え、経験を積み重ねたい。
2.本格的な自然保育を実践したいが、園がまちなかにあるため気軽に森や山へ行けず、園児、職員ともに
自然の大切さを学びたい。といった課題、要望に対し、アドバイザーから「園の理念が保育士にどの程度
浸透しているのか、知ることが大切。また園児の成長の物語を描くような1年間のイベントスケジュールを
作るとよい。」との提言があった。
【2回目】 午前中、近隣の公園でのお食事会において、普段はいかない森を探検し自然保育を実践した。午後
は保育園関係者とアドバイザーで活動のふりかえりをし、アドバイザーから「自然保育の場所は園内の保育
室が森に変わっただけ、との認識だと取り組み易い。」との提案があった。


写真① お食事会 写真② 木登りに夢中
【3回目】 午前中、3歳児、4歳児に公園内での虫探しやどんぐりを拾いなどの自然遊びを実施し、午後は
保育園関係者とアドバイザーで活動のふりかえりをし、アドバイザーから「二項関係(園児対保護者)では
行き詰ってしまうことも、自然の中ではいい三項関係(園児、保護者、自然)が成立しやすい。」との提
言があった。


写真③ 公園のクモの巣を発見 写真④ どんぐり探し
【4回目】 今回は「森の風こども園」の山林フィールドでの自然保育を5歳児に実施し、午後から現場で
保育園関係者とアドバイザーで活動のふりかえりをし、アドバイザーから「自然発生的に生まれる遊びや、
ルール作りなど社会性の芽生えなども出てきており、創造力豊かな子供を育てたいという思いをもって、保
育を実践してほしい。」との提言があった。


写真⑤ 広い原っぱでのかくれんぼ 写真⑥ 火起こし
アドバイザー派遣の結果
・保育士の自然保育に対する経験値が上がり、積極的に自然を保育に取り入れ、子供を森や山に連れていく
機会が増えてきた。
・多くの保育士が、子供たちの興味に合わせより豊かに楽しめるような行動ができるようになってきた。
・保育士が自然を知る中で、子供を信頼してのびのびと遊ばせることができるようになった。
・自然保育を職員全体で取り組み、園の年間スケジュールに取り入れて継続していく。
活動の感想(実施後のアンケートから抜粋)
・園庭を森のようにもっと自然を取り入れて改造したい。
・子供たちを信頼して見守るためにも、保護者も森に親しみたくさんの経験をする必要があると感じる。
・この制度を活用した園同士が学びあえる機会があればいいと思う。