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令和06年08月26日

42_ヤマモモの木目

42 ヤマモモ(山桃)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているヤマモモの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 モモ、ヤマムム
学名 Myrica rubra
ヤマモモ科
ヤマモモ属
  ヤマモモの葉(1)
ヤマモモの葉(1)(撮影:三重県林業研究所)

ヤマモモの葉(2)
ヤマモモの葉(2)(撮影:三重県林業研究所)

ヤマモモの樹皮
ヤマモモの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 暖温帯から亜熱帯の山地に分布する、本(房総半島南部、福井県以西)、四、九、沖、朝鮮南部、中国、台湾、フィリピン
分類 常緑高木
樹形 高さ20m、樹形はほぼ円形
4月頃開花、雄花序は長さ2~4cm、雌花序は長さ1cm、花柱は紅色で2裂する
果実等 果実は直径1~2cmの卵形で突起が多く、夏に赤く熟す
互生、長さ6~12cmの倒披針状
樹皮 灰色で平滑、老木は縦に浅く裂ける
材の性質 比重:0.70程度 色:辺材は灰白色から黄褐色、心材は黄褐色から紅褐色、散孔材
用途 庭木、街路樹
その他 山で食べられる実がなることからの名。あるいは中国名「楊梅(やんめい)」からの変化とも。
樹皮にはタンニン、フラボノールなどを含み、黄色、褐色、カーキ色の染料に使われ、大島紬、丹波布、秋田黄八丈などが有名
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(A)、緑化木見本園(10、12)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ヤマモモ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/yamamomo.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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