ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているヤマモモの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
別名 | モモ、ヤマムム |
学名 | Myrica rubra |
科 | ヤマモモ科 |
属 | ヤマモモ属 |
ヤマモモの葉(1)(撮影:三重県林業研究所) ヤマモモの葉(2)(撮影:三重県林業研究所) ヤマモモの樹皮(撮影:三重県林業研究所) アカデミー棟における使用状況(取っ手) ※ 写真撮影協力:白山中学校
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分布 | 暖温帯から亜熱帯の山地に分布する、本(房総半島南部、福井県以西)、四、九、沖、朝鮮南部、中国、台湾、フィリピン |
分類 | 常緑高木 |
樹形 | 高さ20m、樹形はほぼ円形 |
花 | 4月頃開花、雄花序は長さ2~4cm、雌花序は長さ1cm、花柱は紅色で2裂する |
果実等 | 果実は直径1~2cmの卵形で突起が多く、夏に赤く熟す |
葉 | 互生、長さ6~12cmの倒披針状 |
樹皮 | 灰色で平滑、老木は縦に浅く裂ける |
材の性質 | 比重:0.70程度 色:辺材は灰白色から黄褐色、心材は黄褐色から紅褐色、散孔材 |
用途 | 庭木、街路樹 |
その他 | 山で食べられる実がなることからの名。あるいは中国名「楊梅(やんめい)」からの変化とも。 樹皮にはタンニン、フラボノールなどを含み、黄色、褐色、カーキ色の染料に使われ、大島紬、丹波布、秋田黄八丈などが有名 |
備考 | 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(A)、緑化木見本園(10、12) |
参考 | ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社 ・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた ・出典:森林総合研究所九州支所HP「ヤマモモ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/yamamomo.html) |