現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 森林・林業 >
  4. みんなで支える森林づくり >
  5. 森林を学ぶ >
  6. 森林環境教育 >
  7.  41 ヤマハゼ(山黄櫨)
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 林業研究所  >
  4.  普及・森林教育課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和06年08月26日

41_ヤマハゼの木目

41 ヤマハゼ(山黄櫨)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているヤマハゼの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 ハニシ
学名 Rhus sylvestris
ウルシ科
ウルシ属
  ヤマハゼの新芽と花芽
ヤマハゼの新芽と花芽(撮影:三重県林業研究所)

ヤマハゼの花(1)
ヤマハゼの花(1)(撮影:三重県林業研究所)

ヤマハゼの花(2)
ヤマハゼの花(2)(撮影:三重県林業研究所)

ヤマハゼの樹皮
ヤマハゼの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 暖温帯から亜熱帯の山地に分布する、本(関東地方以西)、四、九、沖、朝鮮、中国、台湾
分類 落葉小高木
樹形 高さ3~6m、樹形は半円形
5~6月頃、葉腋から長さ10~20cmの円錐花序をだし、黄緑色の小さな花を多数開く
果実等 核果は直径8~10mmの扁球形で、光沢のある黄褐色、鮮黄色の心材は染料になる
奇数羽状複葉で互生、小葉は4~7対あり長さ5~7cm程度の長楕円形または卵形長楕円形で両端はとがる
樹皮 暗紫灰褐色で横に長い皮目がある
材の性質 葉にウルシオールがありかぶれる、
比重:0.64~0.67程度 色:辺材は灰白色、心材は黄色、環孔材と散孔材の中間的な構造を持つ
用途 器具材、葉の煎汁は染料、実から木蝋を生産
その他 樹皮を使って染色をしたことから、埴にしめ(ハニシメ)、黄櫨(ハジ)と呼ばれ、転じてハゼとなった。山にあるハゼの意。
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(B)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・西川栄明著、2016年3月10日1版1刷発行、2019年3月1日1版6刷発行、樹木と木材の図鑑ー日本の有用種101 株式会社 創元社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ヤマハゼ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/yamahaze.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000290878