現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 森林・林業 >
  4. みんなで支える森林づくり >
  5. 森林を学ぶ >
  6. 森林環境教育 >
  7.  36 ムクノキ(椋木)
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 林業研究所  >
  4.  普及・森林教育課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和06年08月26日

36_ムクノキの木目

36 ムクノキ(椋木)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているムクノキの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 ムクエノキ
学名 Aphananthe aspera
ニレ科
ムクノキ属
  ムクノキの葉
ムクノキの葉(撮影:三重県林業研究所)

ムクノキの樹皮
ムクノキの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 冷温帯から暖温帯の山地に分布、本(関東地方以西)、四、九、沖、アジア南東部
分類 落葉高木
樹形 大きいものは高さ30m直径4mに達するものもある
5月頃葉が開くと同時に淡緑色の小さく咲き、雄花は枝の下部に集まってつき、雌花は上部の葉腋に1~2個つく
果実等 果実は直径7~12mmの卵状球形で、黒く熟す、果肉は甘みがあり食べられる
互生し長さ4~10cmの卵形または狭卵状で縁には鋭い鋸歯がある
樹皮 淡灰褐色で皮目が浅いすじ状になって割れ薄片となってはがれる
材の性質 硬く強靭さがあり割れにくく髷にも強い、昔は天秤棒や斧の柄に使用された
比重:0.65~0.90 色:辺材は淡黄色、心材は黄褐色
散孔材
用途 庭木、公園樹、街路樹、建築材、器具材、楽器
その他 葉は硬い毛が密集していて、木地や象牙、鼈甲などの研磨剤として重用された。古代から建築材などに使われ遺跡からも出土している
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(B)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・西川栄明著、2016年3月10日1版1刷発行、2019年3月1日1版6刷発行、樹木と木材の図鑑ー日本の有用種101 株式会社 創元社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ムクノキ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/mukunoki.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000290872