ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているトチノキの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
| 別名 | トチ |
| 学名 | Aesculus turbinata |
| 科 | トチノキ科 |
| 属 | トチノキ属 |
 トチノキの葉（撮影：三重県林業研究所）  アカデミー棟における使用状況（取っ手） ※ 写真撮影協力：白山中学校
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| 分布 | 冷温帯の山野に分布、北、本、四、九 |
| 分類 | 落葉高木 |
| 樹形 | 大きいものは高さ35ｍ、直径4ｍにも達する、樹冠は箒状、広円形 |
| 花 | 5月頃枝先に長さ15～25ｃｍの大きな円錐花序を直立し白色で基部がやや紅色の雄花と両性花をつける |
| 果実等 | さく果は直径4ｃｍの倒円錐形、種子は光沢のある赤褐色ですりつぶしてトチ餅を作る |
| 葉 | 大形の掌状複葉で対生する、小葉は5～7個あり長さ15～40ｃｍの倒卵状長楕円形で、ふちに鈍い重鋸歯があり、裏面には赤褐色の軟毛がある |
| 樹皮 | 灰褐色、老木になると割れ目ができる |
| 材の性質 | 比較的均質、緻密、狂いやすく腐りやすい、幹に縮み杢、波杢などが現れやすい 比重：0.40～0.63 色：辺、心材とも帯紅黄白色から淡黄褐色、散孔材 |
| 用途 | 庭木、公園樹、街路樹、器具材、楽器 |
| その他 | 東京都霞が関官庁街にこの並木がある。多少湿気のある肥沃な土地を好む。西洋トチノキはマロニエの名で知られている 種子は縄文時代から貴重な食糧だった |
| 備考 | 林業研究所で見られる場所：緑化木見本園（1２） |
| 参考 | ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社 ・西川栄明著、2016年3月10日1版1刷発行、2019年3月1日1版6刷発行、樹木と木材の図鑑ー日本の有用種101 株式会社 創元社 ・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた ・出典：森林総合研究所九州支所HP「トチノキ」の項（https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/totinoki.html） |
