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令和06年08月05日

20_スギの木目

20 スギ(杉)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているクスノキの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名
学名 Cryptomeria japonica
ヒノキ科
スギ属
  スギの葉
スギの葉(撮影:三重県林業研究所)

スギの雄花
スギの雄花(撮影:三重県林業研究所)

スギの樹皮
スギの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(床、壁)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 冷温帯から暖温帯まで広く日本各地に自生し、また各地で植林されてきた、本、四、九(屋久島まで)北海道のものは植林
分類 常緑高木
樹形 大きいもので高さ60m、直径6.5mに達するものもある
4月頃に雄花は枝先に多数つき黄淡食で楕円形、雌花は枝先に1個付き直径2,3cmの緑色で球状
果実等 堅果は1.5㎝程度の球形、もしくは広楕円形で殻斗は浅い椀形
小形の鎌状針形でらせん状につく
樹皮 赤褐色で縦に長く裂ける
材の性質 木目はほぼまっすぐで、切削加工や鉋掛けは容易、スギ特有のにおい有
比重:0.30~0.45 辺材は白っぽい、心材は黄色味を帯びた赤褐色
用途 庭木、街路樹、建築材、器具材等用途は多い
その他 日本特産で各地に広く自生し、有用樹種として多く植林されてきた
また長寿で屋久島には樹齢3000年を超えるものもある
有名な産地のスギには地名が冠され、秋田杉、吉野杉等呼ばれる
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(C)、緑化木見本園(15)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・西川栄明著、2016年3月10日1版1刷発行、2019年3月1日1版6刷発行、樹木と木材の図鑑ー日本の有用種101 株式会社 創元社
・出典:森林総合研究所九州支所HP「スギ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/sugi.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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