ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているクスノキの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
別名 | クワ |
学名 | Morus bombycis |
科 | クワ科 |
属 | クワ属 |
アカデミー棟における使用状況(取っ手) ※ 写真撮影協力:白山中学校
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分布 | 暖地及び冷温帯の山地に自生、北、本、四、九、南千島、サハリン、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ |
分類 | 落葉高木 |
樹形 | 高さ10~15m |
花 | 4月頃咲き、淡黄色小形で新枝の基部に腋生し有柄の穂状花序を出し下垂する |
果実等 | 果実は多肉質になった宿存萼で包まれ、密に穂軸について長楕円形となり、これがいわゆる桑の実であるが、これは果穂である。7,8月頃増大した萼片は熟して黒紫色となり食べられる |
葉 | 互生し長さ7~20cmの卵形または広卵形で先は短く鋭くとがり、縁に不ぞろいの鋸歯がある |
樹皮 | 灰褐色で縦に不規則なすじがある |
材の性質 | 重硬で加工性はやや困難、研削面は光沢がある 比重:0.62程度 色:辺材は帯黄白色、心材は暗黄褐色 環孔材 |
用途 | 建築材、器具材、楽器材外用途範囲は広い。樹皮は和紙の原料となり、葉は養蚕用とする。果実は生食され、醸酒用ともする。 |
その他 | クワの語源に2説がある。その一つは食葉(クワ)であり、他は蚕葉(コハ)の転じたものという |
備考 | ー |
参考 | ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社 ・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた ・出典:森林総合研究所九州支所HP「ヤマグワ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/yamaguwa.html) |