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令和06年08月05日

07_ヤマグワの木目

12 ヤマグワ(山桑)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているクスノキの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 クワ
学名 Morus bombycis
クワ科
クワ属
  アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 暖地及び冷温帯の山地に自生、北、本、四、九、南千島、サハリン、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ
分類 落葉高木
樹形 高さ10~15m
4月頃咲き、淡黄色小形で新枝の基部に腋生し有柄の穂状花序を出し下垂する
果実等 果実は多肉質になった宿存萼で包まれ、密に穂軸について長楕円形となり、これがいわゆる桑の実であるが、これは果穂である。7,8月頃増大した萼片は熟して黒紫色となり食べられる
互生し長さ7~20cmの卵形または広卵形で先は短く鋭くとがり、縁に不ぞろいの鋸歯がある
樹皮 灰褐色で縦に不規則なすじがある
材の性質 重硬で加工性はやや困難、研削面は光沢がある
比重:0.62程度 色:辺材は帯黄白色、心材は暗黄褐色
環孔材
用途 建築材、器具材、楽器材外用途範囲は広い。樹皮は和紙の原料となり、葉は養蚕用とする。果実は生食され、醸酒用ともする。
その他 クワの語源に2説がある。その一つは食葉(クワ)であり、他は蚕葉(コハ)の転じたものという
備考
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ヤマグワ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/yamaguwa.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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