ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているサカキの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
| 別名 | マサカキ |
| 学名 | Cleyera japonica |
| 科 | ツバキ科 |
| 属 | サカキ属 |
 サカキの葉（撮影：三重県林業研究所）  サカキの花（撮影：三重県林業研究所）  サカキの樹皮（撮影：三重県林業研究所）  アカデミー棟における使用状況（左側の取っ手） ※ 写真撮影協力：白山中学校
|
|
| 分布 | 暖温帯から亜熱帯の山林中に生える、本州（関東地方南部以西）、四国、九級、沖縄、アジア東南部 |
| 分類 | 常緑高木 |
| 樹形 | 高さ約10ｍ、高さ50ｍ直径5ｍに達する巨木もある、樹冠は扇状に開いた形になる |
| 花 | 6～7月頃、葉腋に直径1.5ｃｍほどの白色小形の花を下向きに1～4個咲かせる |
| 果実等 | 果実は直径4～8ｍｍの球形で、11月頃黒く熟す |
| 葉 | 互生し長さ6～10cmの卵状長楕円形で厚くて光沢がある、ふちは全縁 |
| 樹皮 | 淡灰褐色 |
| 材の性質 | 強靭、堅硬 比重：0.70～0.80 色：辺、心材とも褐色 散孔材 |
| 用途 | 庭木、建築材、器具材、枝葉は玉串として神事に用いる |
| その他 | 神社に多く植えられている。陰樹に属し、湿気の多い木の下などによく生育する。6月頃の新枝ざしができる。実生は取まきする。葉辺に白色と淡紅の斑が入っているフクリンサカキという栽植品がある。さし木で増殖する |
| 備考 | 林業研究所で見られる場所：樹木図鑑園（C)、緑化木見本園（32） |
| 参考 | ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社 ・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた ・出典：森林総合研究所九州支所HP「サカキ」の項（https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/sakaki.html） |
