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令和06年06月20日

14_ケンポナシの木目

14 ケンポナシ(玄圃梨)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているケンポナシの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 ヒロハケンポナシ
学名 Hovenia dulcis
クロウメモドキ科
ケンポナシ属
  ケンポナシの葉
ケンポナシの葉(撮影:三重県林業研究所)

ケンポナシの樹皮
ケンポナシの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 冷温帯から暖温帯の山地に分布、北海道(奥尻島)、本州、四国、九州、朝鮮、中国
分類 落葉高木
樹形 高さ15~20m、箒状と羽状の中間型
6~7月頃枝先に集散花序をだし、淡緑色で直径7mmほどの花を多数開く
果実等 果実は直径7mmほどの球形で黒紫色に熟し、果柄は甘みがあって食べられる
互生し長さ7~15cmの広卵形でやや薄い。先はとがり縁には鋸歯がある
樹皮 淡黒灰色で縦に浅く裂け、鱗片状にはがれる
材の性質 肌目は粗であるが年輪界は明瞭
比重:0.65程度 色:辺材は黄白色、心材は黄褐色から紅褐色
環孔材
用途 庭木
その他 大木になると一見シナノキに似ている。黄葉が賞用できる。成長が早い。土性は選ばない
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(C)、緑化木見本園(16)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ケンポナシ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/kenponasi.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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