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令和06年06月13日

09_クマノミズキの木目

09 クマノミズキ(熊野水木)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているクマノミズキの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 サワミズキ、ヤマトミズキ
学名 Cornus macrophylla
ミズキ科
ミズキ属
  クマノミズキの葉
クマノミズキの葉(撮影:三重県林業研究所)

クマノミズキの花
クマノミズキの花(撮影:三重県林業研究所)

クマノミズキの樹皮
クマノミズキの樹皮(撮影:三重県林業研究所)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 冷温帯から暖温帯の山地に分布、本、四、九、アジア東南部
分類 落葉高木
樹形 高さ10~18mぐらい、羽状型
6~7月に枝先に散房花序をつけ小さな白い花が密集して咲く
果実等 堅果は約5mmの球形で、10~11月に黒く熟す
対生し長さ6~15 cmの卵状長楕円形、裏面は帯白色
樹皮 暗灰緑色で若枝は無毛で稜があり赤褐色を帯びる
材の性質 やや強堅
比重:0.76程度 色:辺材は淡黄白色、心材は紅褐色から灰褐色で変色しやすい
散孔材
用途 薪炭材、器具材
その他 和名の由来は発見された地名三重県熊野のミズキから
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(D)、緑化木見本園(9)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた
・出典:森林総合研究所九州支所HP「クマノミズキ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/kumanomizuki.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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