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令和06年06月11日

05_ウリハダカエデの木目

05 ウリハダカエデ(瓜膚楓)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

 三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
 ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているウリハダカエデの木を紹介します。
 なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
 
別名 アオノキ、ウリキ
学名 Acer rufinerve
ムクロジ科
カエデ属
  ウリハダカエデの葉
ウリハダカエデの葉(撮影:三重県林業研究所)

ウリハダカエデの果穂
ウリハダカエデの果穂(撮影:三重県林業研究所)


アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(左側の取っ手)
※ 写真撮影協力:白山中学校
分布 冷温帯、暖温帯の山地に分布、本州、四国、九州(屋久島まで)
分類 落葉小高木
樹形 普通は高さ8~10mだが大きなものは15m程度になる
5月頃に葉と同時に総状花序を垂らし、淡緑色で8mm程度の花を開く
果実等 翼果は無毛で長さ2~3㎝程度で斜めに開く
互生し長さ10~15cm程度で3裂し、秋には黄色に紅葉する
樹皮 暗緑色でマクワウリの実に似ているのでこの名がある
材の性質 色が白く、こけしや経木(きょうぎ)に利用され、樹脂は丈夫で縄や蓑の材料となった
比重:0.58~077(イタヤカエデ) 色:辺は帯黄淡褐色、心材は帯紅淡緑色、散孔材
用途 庭木、家具、器具材
その他 葉の形が蛙の手に似ていることから古くは「かへるで」といったらしい
備考 林業研究所で見られる場所:樹木図鑑園(A)
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた-
・出典:関東森林管理局HP「ウリハダカエデ」の項(https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/aizu/present/present1_20/12.html)
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602 
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352 
ファクス番号:059-262-0960 
メールアドレス:ringi@pref.mie.lg.jp

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