三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているアベマキの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
| 別名 | コルククヌギ |
| 学名 | Quercus variabilis |
| 科 | ブナ科 |
| 属 | コナラ属 |
 アベマキの葉（撮影：三重県林業研究所）  アベマキの樹皮（撮影：三重県林業研究所）  アカデミー棟における使用状況（右側の取っ手） 写真撮影協力：津市立白山中学校
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| 分布 | 山地に生え、暖温帯に分布、本州（山形県以西）、四国、九州、アジア東南部 |
| 分類 | 落葉高木 |
| 樹形 | 高さ20ｍ、箒状型 |
| 花 | 4～5月に枝下部から3～6 ㎝の雄花序を垂らす |
| 果実等 | 堅果は2㎝程度の球形 |
| 葉 | 互生、長さ7～15 cmの卵状狭長楕円形で裏面が白い |
| 樹皮 | 灰黒色で厚く、コルク層が発達する |
| 材の性質 | 軽くて強くコルクの代用として使用された 比重：0.98程度 色：辺は灰白色、心材は淡褐色 環孔材 |
| 用途 | シイタケの原木、薪炭材 |
| その他 | 日本では国の天然記念物として兵庫県養父市の口大屋の大アベマキが指定されている |
| 備考 | 林業研究所で見られる場所：樹木図鑑園（C) |
| 参考 | ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社 ・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた- ・出典：文化庁 国指定文化財等データベース（https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/1882） |
