令和６年度みえ森林教育　企業講座　ＳＤＧｓ時代の企業における森林とのつきあい方について考える　vol.４
～ 三重の資源、森と木をどう活かすか ～

　日本の森林は、木材利用だけでなく、国土保全や水源かん養など、私たちのくらしを支える重要な役割を担っています。
　今まさに利用期を迎えているにも関わらず、この豊富な資源が十分に活用されず、林業や木材産業の担い手が減少し、森林をいかに健全な状態で次世代に引き継いでいくかが大きな課題となっています。
　ＳＤＧｓの時代にあって、私たちを取り巻く環境や社会、経済がうまく調和し、持続可能で豊かな社会をつくっていくためには、三重県の森林を上手く活用し、林業・木材産業だけにとどまらず、健康、観光、教育などの新たな視点で事業を展開するなど、森林や木材が私たちのくらしの中で、当たり前に取り入れられている社会をつくっていく必要があります。

　県では、森林や森林資源を活用する担い手として、林業以外の業種の企業にも森林との結びつきや木材利用、さらには新たなビジネスチャンスなどを考えていただくきっかけをつくりたいと考え、企業の方を対象とした講座を開催します。
　本講座では、実際に林業地や製材・加工場を訪れ、講義と林業最前線の事業者を交えたディスカッションや交流を通じて、これからの森林とのつきあい方について様々な視点から考えていきます。

【講座内容】
　対象
　　　三重県内に本社や事業所を置く企業、及び事業展開している企業（林業関係企業を除く）
　　　全２日間の受講が可能な方を対象とし、1企業につき３名まで参加可

　内容
　　・日本の森林や林業について知っていただく講義
　　・林業現場（林業地、製材所など）の見学
　　・森林や林業、地域とのこれからのつきあい方に関するディスカッション
　　・異業種の方との交流
 
　講師
　　全日程のモデレーター：　青木　雅生氏（三重大学リカレント教育センター 教授）
　　　　　　　　第１日目：　速水　亨氏（速水林業代表）
　　　　　　　　第２日目：　久保　覚氏（松阪木材株式会社代表取締役）
　　　　　　　　　　　　　　浦田　理氏（グリーウッドタクミ協同組合代表理事）
　　　　　　　　　　　　　　森下　隆生氏（三重県木造住宅協同組合代表理事）

　日程（全２日間）
　　　第１日目　 令和６年１０月４日（金） １０：００～１６：３０
　　　　　　（集合） 速水林業大田賀山林（三重県北牟婁郡紀北町海山上里） 9：45現地集合
　　　第２日目　 令和６年１１月８日（金） ９：００～１７：００
　　　　　　（集合）ウッドピア松阪協同組合（松阪市木の郷町1番地）　8：４５集合

【申込方法】
　　「電子申請・届出システム」または下記申込用紙にて郵送、ＦＡＸまたはｅ－ｍａｉｌでお申し込み
　　ください。

【電子申請・届出システム 参加申込ＵＲＬ】

　　　https://logoform.jp/form/8vMX/680089

　　　

【参加募集チラシ】

　　令和６年度 みえ森林教育 企業講座
　　　SDGs時代の企業における森林とのつきあい方について考える vol.４ PDF　(431KB)

【申込用紙のみ】
　　　ワード（36KB）
 
【申し込み締切】
　　令和６年９月１３日（木）１７：００着