いわむらかずお 絵本作家
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。1975年東京を離れ、栃木県益子町の雑木林の中に移り住む。「14ひきのシリーズ」(童心社)や「こりすのシリーズ」(至光社)は国内だけでなく、フランス、ドイツ、台湾などでもロングセラーとなり、世界の子どもたちに親しまれている。「14ひきのあさごはん」で絵本にっぽん賞、「14ひきのやまいも」などで小学館絵画賞、「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」(偕成社)でサンケイ児童出版文化賞、「かんがえるカエルくん」(福音館書店)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。2014年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。1998 年4月栃木県馬頭町に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館。絵本・自然・子どもをテーマに活動を始めた。▷いわむらかずお絵本の丘美術館
嘉成頼子
森の風こども園園長金城学院大学卒業。学校法人まきば学園まきば幼稚園勤務を経て、2007年、菰野町に認可外保育施設「森の風ようちえん」を創設。2021年4月には「森の風ようちえん」を保育所型認定こども園「森の風こども園」として新たに開園。県内での「森のようちえん」の先駆者。地域の豊かな自然のフィールドを借り受けて、地域の人々と一緒に子どもたちと自然との関りを育む取組を進めている。
<メディア取材など>
・「ルポ森のようちえんSDGs時代の子育てスタイル」おおたとしまさ著/集英社新書(2021年)
・「もりのようちえん自然の中で子育てを」今村光章編著 コラム執筆
・「ようこそ森のようちえんへ 自然の中の子育てを語る」今村光章編著 コラム執筆
▷森の風こども園
木俣知大
(一社)東京学芸大Explayground推進機構 研究員東京農業大学大学院修了、(公社)国土緑化推進機構 政策企画課長を経て、現職。都市と農山村をつなぎ、森と人の新たな関わりを生み出すために、林野庁や関係団体等と連携して、森林サービス産業、ウッドデザイン賞、森林ESD、自然保育などの多様な施策を創出・運営等に携わる。地域に根差した新たな実践と連動した実践的な政策立案と、ワーク&ライフバランスの整った生き方・暮らし方・働き方を求めて、2021年に長野県に移住。(株)さとゆめ シニアコンサルタント、(一社)日本ウッドデザイン協会 事務局次長、(株)ユニバーサルデザイン総合研究所 主任研究員、(NPO)子どもの森づくり推進ネットワーク プロジェクトリーダー等のマルチワークで多様な事業に従事。健康・教育・観光等の分野、産官学民のセクターを越えた連携・協働によるイノベーションを促して、地域力を最大限活かした持続可能な農山村地域づくりを目指した取組を実践。
▷(一社)東京学芸大Explayground推進機構
新海洋子
三重県桑名市生まれ。大学卒業後、公益財団法人名古屋YWCAに就職し、青少年育成、異文化理解事業等を担当。NPO法人中部リサイクル運動市民の会に移り、「環境教育」「環境コミュニケーション」事業等を担当。その間1年間、国連大学・環境省が設置する地球環境パートナーシッププラザに出向。その後、環境教育NPO等で人材育成、プログラム開発等ESD事業を担う。2005~2018年3月まで環境省中部環境パートナーシップオフィス、2017~2018年3月まで中部地方ESD活動支援センターにて中部7県の協働事業、ESD事業等に取組む。2019年5月、一般社団法人SDGsコミュニティ設立。▷(一社)SDGsコミュニティ
髙瀨宏樹
国立曽爾青少年自然の家企画指導専門職日本キャンプ協会で指導者養成、幼児からお年寄り向けの広い世代へのアウトドア事業の企画などを長く担当。2012年より国立青少年教育振興機構へ。青少年教育施設でのボランティア育成、自然体験活動の指導者養成、プログラム開発、リスクマネジメント教育に尽力している。桃山学院大学非常勤講師。ジャパンアウトドアリーダーズアワード運営委員。令和3年度から三重県と国立曽爾青少年自然の家で共催する「森林をフィールドに子どもの生きる力を育む指導者養成講座」において講師を務める。
▷国立曽爾青少年自然の家
平山大輔
三重大学教育学部教授専門は森林生態学。大阪市立大学大学院理学研究科博士課程を修了し、博士(理学)の学位を取得。樹木の生態や生存戦略などに関する研究とともに、小学校や中学・高等学校の理科の教員養成をおもな仕事としている。生態学の研究者の立場から、生きものとしての木の面白さ、生態系としての森林の面白さを森林教育の入口にしたいと考え、子どもや大人を対象とした出前講座や、小学校の副読本の監修などを務める。
▷三重大学教育学部
宮里暁美
国公立幼稚園教諭、お茶の水女子大学附属幼稚園副園長、文京区立お茶の水女子大学こども園園長、お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授を経て、2021年4月よりお茶の水女子大学アカデミック・プロダクション寄付講座教授。併せて、文京区立お茶の水女子大学こども園運営アドバイザーとして、子どもたちのごくそばで過ごしながら、子どもたちの小さな動きに目をとめて保育について思いめぐらし研究している。「子育て応援団」として、様々な場で子育てを応援するメッセージを発信している。一般社団法人倉橋惣三協会の立ち上げに副代表としてかかわり、「子どもは自ら育つ」「育ての心」などが子育ての中で実感されていくようにと願い、様々な取り組みを企画している。<著書その他>
・0~5歳児 子どものやりたい!が発揮される保育環境~主体的・対話的で深い学びへと誘う~」 監修 /Gakken保育Books
・「保育がグングンおもしろくなる 記録・要録 書き方ガイド」編著/メイト
・「耳をすまして目をこらす~いろとりどりの子どものきもち~」単著/赤ちゃんとママ社
・「ひとりで悩まない 宮里暁美の子育て相談」東京新聞に連載 毎月第3火曜日
・「できるよ!せいかつ366~頭のいい子を育てる」監修/主婦の友社
▷VERY NAVY/Education/子どもの生き方を変える「森のようちえん」的経験の重要性
▷お茶の水女子大学