熊野灘臨海公園片上池地区バードウォッチング(森林・林業百景 第7弾)
森林・林業百景第7弾は、熊野古道荷坂峠の散策後に立ち寄った熊野灘臨海公園片上池地区の公園周辺で見つけたアオサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(野鳥)について紹介します。
【目】コウノトリ目 【科】サギ科 【和名】アオサギ(蒼鷺)
【学名】Ardea cinerea 【全長】93cmほど
日本に生息するサギ類の中で最大級で、体長はダイサギ(白鷺)よりも少し大きめです。
なお、尾鷲市の市の鳥に指定されており、尾鷲管内で最もよく見かけるサギ類の一つです。
【目】スズメ目 【科】セキレイ科 【和名】ハクセキレイ(白鶺鴒)
【学名】Motacilla alba 【全長】21cmほど
尾鷲管内の市街地でも普通に見かけるセキレイで、額と頬の部分は白く、頬が黒い下記のセグロセキレイと区別できます。また、冬羽は背中や肩の部分の羽が灰色になります。
【目】スズメ目 【科】セキレイ科
【和名】セグロセキレイ(背黒鶺鴒) 【学名】Motacilla grandis
【全長】21cmほど
日本固有のセキレイで、頭の上から背中、尾羽の先までの上面と頬から胸にかけてが黒く、額と眉班、のど元、体の下面は白い、黒と白の2色のセキレイがセグロセキレイです。
頬の部分が黒いので、上記のハクセキレイと区別ができます。
なお、このほかにも片上池では、カモ類等の野鳥が観察できましたが、そちらについては、また今度紹介します。
熊野灘臨海公園片上池地区は、片上池周辺が紀北町の健康ウォーキングコースに指定されていることもあり、気軽にウォーキングなどをしながら、自然観察やバードウォッチングができる素晴らしい公園です。当エリアにある片上池は、国設の鳥獣保護区に指定されていることもあり、様々な野鳥等を観察することができますので、是非皆さんも、自然観察やバードウォッチング等のレジャーに訪れてみてはいかがですか。