紀北町立矢口小学校の全校児童が、町有林で植樹体験を行いました。
平成29年3月7日(火)に紀北町立矢口小学校の全校児童20名が、北牟婁郡紀北町引本浦地内の町有林で植樹体験を行いました。
この取り組みは、「みえ森と緑の県民税」の市町交付金を活用し、紀北町が森林環境教育の一環として実施したものです。
植樹に先立ち、矢口小学校講堂において、紀北町や森林組合おわせの職員から紀北町内で育てられている尾鷲ヒノキの特徴や林業とはどのような仕事なのか、スギとヒノキの葉っぱの見分け方などの樹木クイズや今回植栽する樹木(コウゾやミツマタ)などについての説明等が行われました。
その後、紀北町引本浦地内の町有林に場所を移し、
森林組合おわせの職員から苗木の植え方等の指導を
受けた後、前後左右に2mほどの間隔を開け、みん
なで力を合わせて苗木を植えていきました。
好天の暖かい日差しの中で、絶景の引本港の青い海を見下ろしながらの植樹となりました。
植樹では、高学年と低学年の児童が一組となり、
上級生が下級生の手助けを行いながら、一生懸命
に植樹作業に取り組んでいました。
ヒノキやコウゾ、ミツマタといった苗木をあわせ
て500本植栽しました。
児童たちは、足場の悪い急斜面で、一生懸命に作
業に取り組んでいました。
今回の植樹体験は、矢口小学校の児童たちにとって、自分たちが植えた木に愛着を感じ、また、木に親しむ良い機会となったのではないでしょうか。今後もこのような植樹や木育などの活動が広がり、子どもたちの森林や林業への関心が高まることが期待されます。
最後に矢口小学校の全校児童で記念撮影を行いました。