ツキノワグマに関する展示により注意喚起を行っています
尾鷲管内ではツキノワグマの目撃情報が多く、また養蜂箱等のツキノワグマによる被害が頻発していることから、令和6年8月5日に尾鷲庁舎大会議室において、森林・林業アカデミー主催の「ツキノワグマの生態講座」を開催しました。
講座終了後、説明に利用したツキノワグマの剥製と、クマに出会ってしまった時の対応などのパネルを尾鷲庁舎1階ロビーに展示しました。
紀伊半島のツキノワグマは、本州の他の地域から独立した個体群で、本州中部や東北の個体群に比べて比較的小型であることがわかっていただけると思います。
「ツキノワグマの生態講座」の様子
ツキノワグマ剥製とパネルの展示
尾鷲庁舎1Fロビーに展示しています。(R6年8月30日まで)
この剥製は尾鷲市矢の川で昭和49年に捕獲されました。
体長は1mほどですが、紀伊半島に生息している成獣としては通常のサイズです。