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  6.  森林・林業百景第13弾は、熊野古道紀伊長島市街(魚まちから一石峠)までの間で見つけた野鳥(イソヒヨドリ)を紹介します。
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平成28年01月18日

熊野古道紀伊長島市街(魚まちから長島港、江浦港沿岸)でバードウォッチング(森林・林業百景 第13弾)

 森林・林業百景の第13弾は、熊野古道紀伊長島市街(魚まちから一石峠まで)の長島港や江浦港の海岸沿いの道路を散策した際に見つけた野鳥(イソヒヨドリ)を紹介します。
 イソヒヨドリは、尾鷲管内では磯や港などの海岸周辺で多く見られ、魚まち周辺の街中や長島港、江浦港などの海岸沿いの道路でもよく見かける野鳥の一つです。

イソヒヨドリイソヒヨドリメス

















 【目】スズメ目  【科】ツグミ科  【和名】 イソヒヨドリ(磯鵯
 【学名】 Monticola solitarius   【全長】 23cmほど

 頭部から喉元及び背中にかけてが青色で、胸部及び腹部が赤褐色、翼や尾羽が藍色と色鮮やかに色分けされた左の写真は、オスのイソヒヨドリになります。
 一方、全身がやや灰色を帯びた茶褐色で、全体的に鱗のような模様を持ち、オスと比べて見た目が地味な右の写真がメスのイソヒヨドリです。

イソヒヨドリオス1イソヒヨドリメス1

















 左の写真がオスのイソヒヨドリ、右の写真がメスのイソヒヨドリです。
 磯や海岸等の岩場に多く生息していて、ヒヨドリに似ていることからイソヒヨドリという名前がついていますが、分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科であり、ヒヨドリとはまったく別の種類の野鳥です。

イソヒヨドリメス3イソヒヨドリオス3
 左の写真がオス、右の写真がメスです。
 イソヒヨドリは、ユーラシア大陸やアフリカ等の世界各地に広く分布しており、世界的には標高2,000~3,000mの高山帯の岩石地等で多く見られるそうですが、日本では平地の海岸沿いの街中や道路などでも普通に見られる身近な野鳥ですので、一年中、皆さんの家の近辺でもよく見かける野鳥の一つではないでしょうか。

イソヒヨドリオス4イソヒヨドリメス4

















 左の写真がオス、右の写真がメスです。
 イソヒヨドリは、春から夏にかけての繁殖期や天気の良い日などは、屋根の上や電柱の上などで、声量のある美しい声で、大空に向かってさえずっている姿を良く目にします。皆さんも近所などを散歩する際は、一度屋根の上などでさえずっている野鳥等に目を向けてみてはいかがですか。何気ない日常生活の中にも新たな発見があるかもしれませんよ・・・。 

魚町の町並み東長島の眺望









 また、熊野古道紀伊長島市街(魚まちから一石峠まで)の長島港や江浦港の海岸沿いの道路は、高低差もなくとても歩きやすい道ですので、熊野古道馬越峠やツヅラト峠などの有名な古道だけではなく、熊野古道紀伊長島市街(魚まち周辺)等にも是非立ち寄ってみてください。
 ちなみに上の写真は、魚まちの裏山の城腰山からの眺望です。平地を歩くだけでは少し物足りなかったので、古道散策の帰りに長島神社から城腰山に登り、長島城跡まで歩いてみました。皆さんも時間に余裕があれば、少し寄り道してみましょう。

 

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尾鷲市坂場西町1番1号(尾鷲庁舎5階)
電話番号:0597-23-3486 
ファクス番号:0597-23-0683 
メールアドレス:onorin@pref.mie.lg.jp

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