昨年度(平成27年)、中日本高速道路株式会社、椿の農業と地域を考える会、鈴鹿市の3者(立会人、三重県)により「農山村活性化の取り組みに関する協定書」が締結されました。鈴鹿市域における農山村の環境や景観の保全、農業での新たな労働力と交流機会の創造、ヤブツバキなどの特産品開発による地域活性化を目的とした協働活動を行っています。
平成28年度第1回の活動の様子(9月11日)
中日本高速の社員・ご家族と、椿農考会のメンバー、鈴鹿市の3者で30名を超える参加者。心配していた天気にも恵まれ、予定していたヤブツバキの実の収穫作業等の活動が順調に行われました。
▲昨年度ヤブツバキを植栽した畑に移動し、草取り作業を開始。一面に1mほどのヤマゴボウ伸びており、それを手で引き抜きました。30分ほどで見違えるようなキレイな畑に。これぞマンパワーです。
▲その後、椿農考会のメンバーのお宅に移動。敷地内に自生するヤブツバキの実を脚立や高枝バサミを使って収穫作業を開始。1時間程で作業終了。沢山のヤブツバキの実が収穫できました。この実を陰干しして、種を取りだし、種を搾って椿油を作ります。出来上がった「椿油」で特産品の試作を行うとのことです。・・・・ヤブツバキの種からは、18%の油が採れるそうです。
作業終了後、地元の野菜やお茶、シイタケなどを使った昼食をいただきました。なお、第2回の協働活動は、12月11日(日)に荒廃茶園の抜根等を予定しています。