熊野精工株式会社、尾呂志「夢」アグリは、平成28年度も「限界集落から宴会集落へ」を合言葉に、尾呂志酒米プロジェクト2016をスタートしました。両者は、平成26年5月1日に「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結し、尾呂志酒米プロジェクトに取り組んでいます。
田植えに続き、今回は、「田の草取り・生き物観察会」を行いました。天気にも恵まれ、涼しい風が吹いていたので気持ちよく活動を行うことが出来ました。
平成28年度第2回目の作業の様子(6月26日)
▲最初に草取りの注意点を農業改良普及センターから説明した後、除草作業を行いました。ヒエとイネは紛らわしいので、葉っぱの付け根のヒゲに着目し、ヒエのみを抜きました。参加者のみなさんと一生懸命作業を行いましたので、たくさんのヒエを抜くことが出来ました。
▲生き物観察では、「畔10m区間の蛙の数」を竹で畔をたたきながらカウントしました。結果として、区間により2~6匹確認することが出来ました。こういった調査をすることで、田んぼの生物相が確認でき、持続的なコメ作りにつながります。
生き物調査以外にも、草取り中にイモリを見つけたり、トンボが舞う姿も見られたり、和気あいあいと交流することが出来ました。次回は9月頃に稲刈りを行う予定です。