イオン株式会社とNPO法人みやがわ森選組、三重県の3者が連携し、林業施業、木材活用にいたる人材育成や、森林を核とした農山村地域の活性化や、移住の促進、受講者のネットワークづくりに寄与する取組として、「森びと養成講座『森つなぎプロジェクト』」に取り組んでいます。2月3日に「森ワザ2」が開催されました。今年度本プロジェクトで初めての山林での実習となります。
山へ入る前に、活動の注意点や道具の使い方などの説明を受け、山に入りました。林内に作業道を設置する作業を行います。これまでのプロジェクトで設置された作業道、橋、階段など、しっかり確認しながら先へ進みました。
昨夏の台風の倒木被害等で作業道が通行困難となった箇所もありました。倒木を除去し、迂回する道を設置する作業を行う班、既設作業道のさらに先を進む道の設置をする班など、3つの班に分かれて、作業が行われました。
傾斜のある山での作業は足場が悪いために、平地よりも慎重に作業を進める必要があります。道の設置方向やそのためにどの木をどの方向に倒すかなど、みやがわ森選組の指導のもと、作業が行われています。
作業終了後はふりかえりを行いました。受講者からは、平場とは違う作業の難しさや、上りと下りの感覚の違いなどの感想がありました。
これから最終日まで、林内作業を行います。